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日記

野良犬の思い出

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たとえば犬の寿命が昔に比べ倍以上に延びているそうです(詳しくはこちら)、この場合の犬とは飼育犬、ペットのことですね。では野生のほうはどうか、といってもそんな生き物は見当たりません。もしかしたら人里離れた山の奥くにでも行けば生息されているのかもしれませんが。それから野良犬もすっかり見かけることはありませんね、街中で野良犬など想像すらできません、うっかりウロウロしていたらたちまち保護されてしまうでしょう。

しかし遠い昔、まだぼくが子供だった頃、野良犬は珍しいものではありませんでした。子供ながら遠巻きに眺めたりおっかなびっくり近寄ってみたりしたものです。飼い犬とは違い警戒心も強く獰猛なやつもいて、たまに追いかけられたりしたことがありますが連中の足にかなうわけがなく、とっ捕まってガブリをかまれた思い出も忘れられません。犬は怖い生き物、子供の頃抱いたそんなイメージもあってか、僕は犬があまり好きではありません。

そんな犬の寿命が延びた理由は犬本人がたくましくなったわけではなさそうです、住みやすい環境になってきたことにあるのでしょう。犬と言えば庭に犬小屋を建て外で飼うことが普通であり、外国のドラマのように室内で飼うことなどむかしはあり得ませんでした。犬小屋には表札があって子供が書いたヘタクソな字でポチとかシロなどと書かれていたものです。それが今では室内犬の数のほうが上回っているのだとか。エサもそうで残飯に味噌汁をぶっかけただけ、これが定番でしたが今では栄養豊富なものが溢れています。

しかしハイカラな服を着せられたぬいぐるみのような犬を見ると、まるでおもちゃです。彼らにはこのような生き方しかたぶんありません、人間の玩具としてしか生きるしかない彼らは幸せなのでしょうか、聞いて見なければわかりませんが僕にはとてもかわいそうというか、生き物をこんな風に扱っていいのだろうかなどと思ってしまいます。寿命が延びたとはいっても無理やり延ばされているのかもしれません。

-日記

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